中央検査部はあまりなじみのない方も多いと思いますが、さまざまなところで医療情報を提供しています。
中央検査部には、中央検査部長である医師1名と臨床検査技師とよばれる国家資格を取得した職員11名が勤務しております。
臨床検査技師とは病院において種々の臨床検査を行なう技術者です。
医療の分業化や検査の高度化が進み、その分野のエキスパートとして、日々努力しております。
検体の代表は血液であり、当院では外来採血も臨床検査技師が行っております。患者さんに接し検体採取を行い、検査結果が出るまで、すべてに携わっております。検体検査にもさまざまな分野があり生化学検査・血液検査・腫瘍マーカー検査・輸血検査・尿検査・検査キットを用いた各種の迅速感染症検査(インフルエンザ・RS・溶連菌・肺炎球菌・レジオネラ等)を行っております。
患者さんの身体から直接情報を得る検査です。
心電図・肺機能検査・血圧脈波伝導速度検査(ABI/CAVI)・ホルター心電図・負荷心電図・SPO2検査・自律機能検査・運動負荷検査・シェロング・CVRR検査・尿素呼気検査・脳波・超音波検査(腹部、心臓、甲状腺、下肢動静脈、頸動脈、乳腺、その他)をおこなっています。
チーム医療が近年重要視されてきており私達臨床検査技師も、病院の栄養サポートチーム(NST)や糖尿病チーム、糖尿病教室、院内感染対策チーム(ICT)など様々な分野に参加しています。そのため患者さんにお会いする機会も多くなっており、私たちから患者さんに検査に関しての説明や療養指導のサポートを行うこともあります。
そのため私たちスタッフは進歩する医療の現場に対応していくために認定検査技師の資格を取得したり、専門分野に関する勉強会や学会に参加したりすることで、最新医療の情報を取得し、スタッフ全員で技術の向上に努めております。
細胞検査士 | 1名 |
超音波検査士(消化器領域2名 循環器領域1名 体表領域1名) | |
糖尿病療養指導士 | 1名 |
認定一般検査技師 | 1名 |
二級検査技師(細菌3名 循環器2名 血液2名 ) | |
日本乳がん検診精度管理中央機構認定 | 2名 |