周産期医療、婦人科疾患・腫瘍、更年期障害や月経困難症などの女性医療、不妊症など幅広く対応しています。常勤医師は全員が子育て中の女性医師で、患者さんと同じ目線で不安の解消に努めながら質の高い医療に取り組んでいます。
産科では「安全第一のお産」を目標に、年間分娩数約260件、うち帝王切開術80件を実施しています。
循環器内科・消化器内科・内分泌内科などのサポートをうけ、様々な内科疾患・持病をおもちの方のハイリスク妊娠の受け入れも可能です。
当院は、かねてより周産期母子医療に力をいれています。京都で最初の認可施設である当院NICU(新生児集中治療室)をもちあわせ、異常分娩時や帝王切開のケースでは新生児専門の小児科医が必ず立ち会っています。
京都府から、地域周産期母子医療センターの指定を受けており、妊娠週数に制限なく、京都市内のみならずその周辺地域からの母体搬送も受け入れております。
婦人科疾患や女性医療に対しても、患者さんの病状や生活背景に沿いつつ、手術治療を含めて、安心して治療を受けていただけるような体制を整えています。
手術治療に関しては、2名の婦人科内視鏡専門医が在籍しており、低侵襲手術(腹腔鏡や子宮鏡を用いた手術)を積極的に行っています。
妊娠をのぞんでいるが、なかなか子供ができない方という方には、相談という形からはじめ、タイミングの指導や人工授精などがうけられます。どうしても頻回な受診が必要となり、日常生活へ負担となりうる不妊治療ですが、その点に配慮し、継続的に通っていただきやすい病院であるように努めています。