産科

安全な無痛分娩でゆとりのあるお産を

硬膜外無痛分娩(当院では無痛分娩と略します)とは、お産の痛みを和らげ、経膣分娩を乗り越える手助けをするものです。
当院では、週数制限なく無痛分娩を希望される方の受け入れを行っています。

麻酔科医のバックアップのもと、産科医・助産師が分娩の経過を慎重に管理します。
分娩時には小児科医が立ち会い、お母さんにとっても、赤ちゃんにとっても、安全なお産を心がけます。
安全性を保証するため、夜間・休日などスタッフの確保が困難な状況下では無痛分娩の導入を行わない可能性があります。

当院は、JALA(無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)に無痛分娩施設として登録されています。

1.実際の方法

無痛分娩を希望される旨を産科医または助産師にお知らせください。妊娠後期に必ず無痛分娩外来を受けていただき、産科医から、硬膜外⿇酔の説明、起こり得る事象、分娩の進み⽅、入院後の過ごし⽅などを説明しています。可能な限り、パートナーと一緒にお越しください。

妊娠37週以降の妊婦健診で、入院時期について相談します。子宮口の状態や赤ちゃんの状態などに合わせて、できるだけ安全でスムーズに出産できるように医師と入院日を決めていきます。スケジュールを決めるので計画的にお産に臨んでいただけます。万が一、それまでに自然に陣痛や破水が起こった場合も、可能な限り無痛分娩が遂行できるようお手伝いします。

入院後、子宮口の状態を診察し、必要な場合は子宮口を開きやすくするための処置を行います。翌日、陣痛が始まるように促進剤の内服や点滴を開始します。陣痛が始まってきたら、分娩室で背中に硬膜外麻酔のチューブを留置します。その後は、痛みの度合いに合わせて無痛分娩開始します。できるだけ痛みを和らげてお産できるようにしていきます。

2.無痛分娩を体験したお母さんの声

当院では2020年度から無痛分娩を開始しており、経験されたお母さん達からたくさんの感想をいただいています。ここでは2023年度にいただいた感想、コメントをいくつか紹介します。

ご興味のある方、ご希望の方は、お気軽に産婦人科外来にお問い合わせください

まずは病院代表へ電話ください。担当までお繋ぎします。電話番号:(075)781-5191
詳細は無痛分娩外来にて、産科医師・助産師より説明させていただきます。