消化器外科

膵臓癌・胆道癌に対する治療

早期膵・胆道癌の治療

早期膵胆道癌に対しては膵頭十二指腸切除術、膵体尾部切除術などの外科切除を積極的に導入し、良好な結果を得ています。

進行膵・胆道癌の治療

進行膵臓癌や胆道癌については、その手術後の予後が望めない例が多いため、手術以外の方法を積極的に考慮します。京都大学放射線科との連携により、放射線や、ゲムシタビン、イリノテカン、S-1、nab-パクリタキセル 、オキサリプラチンなどの化学療法との集学的治療を目指しています。化学療法の使用にあたっては、日本癌治療学会 がん診療ガイドライン委員会の作成した抗がん剤適正使用のガイドラインに基づいて治療を行っています。

当院における膵臓癌・胆道癌術後5年生存率 グラフ

本グラフには、当院外科の生存率を表示していますが、進行がんの多い少ない、高齢者の多い少ないなど、他施設において治療している患者さんの構成が異なることがあります。

そのため、単純に生存率を比較して、当院外科の治療成績の良し悪しを論ずることはできません。
このことについてご理解いただけますか?