お知らせ

当院の渡航外来担当医師が、京都大学・国際危機管理講習会の講師を務めました


2023年6月に渡航外来を開設して以来、多くの方にご利用いただいております。

2024年2月19日、京都大学国際戦略本部が主催する令和5年度国際危機管理講習会において、渡航外来を担当する大越香江 外科副部長及び来住知美 総合内科医長が講師を務めました。この講習会は、京都大学で国際的な教育研究活動に従事する学生および教職員の知識習得等を目的として2018年から実施されているものです。

はじめに京都大学・河野 泰之副学長(国際戦略担当)・国際戦略本部長からご挨拶がありました。
まず、大越医師が新興国渡航中の医学的リスクについて紹介し、安全に研究・学習を行うために渡航前の健康相談の重要性を示しました。次に、破傷風・狂犬病などワクチンによって予防できる疾患について紹介し、幼少時の定期接種に加えて、渡航先の流行状況に応じたワクチンを行う重要性についてお伝えしました。
続いて、来住医師がマラリア・デング熱など蚊によって媒介される疾患の紹介とその予防策、海外旅行保険の重要性などについて説明しました。
講習会の受講登録者は対面・オンラインを含め243名と盛況であり、海外に医薬品を携行するための注意点や、海外で手術を必要とする疾患になった場合の対応などについて様々な質問が寄せられました。

渡航に関する健康相談やワクチン接種の希望等ございましたら、当院の渡航外来(完全予約制)にご相談ください。